jhunshouの ことわざ日記
人一たび之を能くせば、己れ之を百たびす
人ひとたびこれをよくせば、おのれこれをひゃくたびす
すぐれた人が一回でうまくし遂げることなら、自分は百回くり返してでもやり遂げる。
どんなことでも努力して繰り返し行うことが大切だということ。
先日(1月12日)夜、マグロにかけた男たち2020「天国と地獄」という番組を見て、本当にこのことわざそのままに生きて居られる方たちに、すごい感動と力をいただきました。
今日釣れなくても明日、明日釣れなくても明後日と歩くのを止めなかったら、いつか必ず叶う時がくる。
記録的不漁のマグロの一本釣りの漁師が、3年ぶりに怪物巨大マグロを格闘の末に釣りあげた時は、思わず「やった~」と声を出していました。
「歩くのを止めなっかたらいつか思いは必ず叶う」
不漁が続く息子さんにかけた父親のこの言葉は、それを実際にやってきた人が言う言葉なので、重みが違いますよね。
アリの思いも天に届く
一念が強ければ、天の神の聞くところとなり達せられる。
無力な者の願いでも、その一念が強ければ天の神に聞こえて達せられる。
一念、岩をも徹す
石を虎と思って放った矢が、石を貫き通したという、心を集中し思いを込めて行えばいかなることも成し遂げることができる、強固な信念で事に当たれば成しがたいと思われたことも成し遂げる事ができるという例え。
一念は継ぐとも二念は継ぐな
一念を貫徹しようと思ったら、それを成し遂げるまでは、一切ほかのことを考えてはいけない
学の前に書来たる
何事も志さえあれば、おのずから道は開かれるものである。
学問の好きな人のところには、自然と書物が集まるの意味。
今の時代は、本よりもスマホやパソコンでしょうねぇ。
窮しては益々堅かるべく、老いては益々壮んなるべし
困窮すればするほど、また、年をとればとるほど、益々志を堅固強壮にすべきである。
困難なことに遭えば遭うほど、また、年をとればとるほど、ますます志を固く強くすべきであるという意味。
今上げてきたことわざは、すべて「初心を忘れず、信念を貫く、心に深く思うこと」についてのことわざですが、これはちょっと違う「志は 満たすべからず」という教えもありますので、紹介しておきます。
志は 満たすべからず
自分の志を実現させるのに完璧を期してはいけない。
適当なところで満足するのが良い。
完璧を目指したら、途中で挫折・頓挫しそうなので、自分はこれでいこうと思うこともダメではないと思っています。
これらのことわざに限らず、いろいろな教えや方法が相当ありますが、基本は「自分が楽しんで目標に向かって継続していけること」ですよね。
努力のための努力であったり、誰からか進められて立てた目標であったりして苦痛になることがあれば「もうやぁめた」ってなりそうですもんね。
さかなクンなど、好きなことを徹底して調べたり、一つの研究を何年も何十年も続けて社会のためになる新しい技術や発明をされている方は、絶対に強制されて続けておられないですもんね。
自分の好きなことなら、誰でも続けることができる。
先ず、自分の好きなことを何でもいいから続けてみよう。